歯科医が真剣に解説!お口に関する日本の非常識 ベストな歯の磨き方は、 たて、よこ、バス法?

細かく、振動させるのは、むずかしいです。

いそいで、磨けば、なおさら、大きく動いてしまうのです。

それでも、ストローク法で磨きますか?


 ストロークモーション(バス法、ローリング法、スクラブ法、たてよこ磨き)往復運動?今までの歯ブラシの動かし方はすべてストロークの動き、往復運動を指導しています。むかしのローリング法、今のバス法スクラブ法を教えることが大きな間違いなのです。

  いそいで早く動かすとストロークが必ず大きくなってきて、 ハブラシの毛先は一瞬しか凸の所にふれず、凹には毛先がふれなくなってきます。 また、たてよこみがきと方向が一定だと歯面は咬合面は凹、歯のヨコは凸と曲面や溝の連続なので360°の方向からフォロしないと完全に毛先が当たらない。

  よって、360°のすべての方向から毛先がみがきたい所へ当たるような回転運動がベストなのです。ちなみに、他の業種のプロのそうじ道具はすべて回転タイプです。レンズ研磨しかり、金属みがきしかり、すべてらせん回転をずらしながら行っています。ビルの床みがきや、道路の清掃車もそうです。

  スパイラルモーションはさらにこの回転の動きをうずのようにしぼりこんでいく動きを加えていますので、毛先はポジショニング(位置ぎめ)した所で完全に収束していくので、プラークを歯面から、はがすことができるのです。いままで、回転タイプの電動ブラシはでていますが、衛生士会などでハンドテクニックを指導する場合は、必ずといっていいほど、バスやスクラブのストローク法で患者の貴重な時間をムダにする磨き方を教えているのです。スパイラルモーションならば、1/5の時間で同じ効果をあげられます。

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