フロス(糸ようじ)と歯間ブラシの比較

フロスや歯間ブラシ、これらの道具は使い方次第で、良いものも効果なく、かえって根面を削ってしまって知覚過敏になったりします。

歯の間を歯間ブラシで、毎日丁寧に出したり、入れたり、ナイフでケーキを切るようなスライドストロークでお手入れしていた、60歳の方の隣接根面はポケット内のプラークバイオフィルムは除去できず、骨吸収は進み、歯肉は下がり、露出した根面の削れ凹んでいました。

歯間ブラシの弊害は大きく、フロスのほうが安全で確実です。

隣接面はやさしく、丁寧に、効率よく擦って、バイオフィルムをはがす能力は使い方次第。自己流でなく、当院でケア法の指導を受けることをお勧めします。


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