林修の今でしょ!講座 傑作選2本立てSP 「発酵食品」「疲れ」いびき【6月4日放送】

参考:6月04日(土) 09時55分~11時40分/5chテレビ朝日

コーナーオープニング 

 発酵食品のここがスゴイ。発酵すると栄養素が増えます。最新研究で発酵食品の嬉しい側面が判明。講義を行うのは医学博士の白澤卓二先生。

 名医が作った発酵のスゴさがわかる問題 

 発酵のスゴさがわかる問題第1問、「発酵と腐るの差を答えよ」を出題。正解は、食べ物につく微生物の種類の違い。牛乳が腐るのとヨーグルトになるのも微生物の違い。第2問、「発酵に役立つ微生物はどれくらいいるのか?」を出題。正解は、大きく分けると6種類。カナディアン・イヌイットは北極圏で生活し不足するビタミンを補うためキビヤックを食べています。第3問、古今東西発酵食品ゲームを出演者が行いました。代表的な発酵食品は30種類以上。第4問、「発酵し続ける食品を放置しておくと腐るのか?腐らないのか?」を出題。正解は、理論上は腐りません。

  発酵のスゴさがわかる問題。第4問、「発酵し続ける食品を放置しておくと腐るのか?腐らないのか?」を出題。正解は、理論上は腐りません。30年間発酵し続けるなれずしも食べることができるなどと白澤先生が説明しました。また賞味期限があるのは衛生上の問題で菌を殺しているためです。 

医師50人が選ぶ 体に良い発酵食品BEST6

 第6位 ぬか漬け  発酵食品のメリットは栄養素が増えるなど。今回は医師50人が選ぶ体に良い発酵食品BEST6を発表。第6位はぬか漬け。ぬか漬けは発酵で野菜のビタミンが激増します。酪酸菌がポイントで大腸の炎症を抑制することが期待できます。酪酸菌は熱や酸に強く、酪酸は野菜をぬか漬けにすることで摂取できます。

 第5位 お酢  第5位はお酢。酢に含まれる酢酸は高血圧予防につながると期待されます。白澤先生は、酢は代謝を促進し脂肪燃焼を助けると説明しました。

 第4位 チーズ  第4位はチーズ。白澤先生は、チーズは医学的にダイエット向きと話しました。 

 白澤先生は、チーズのカルシウムが脂肪を体につきにくくする、パルメザンチーズのカルシウム含有量は牛乳の約12倍、チーズを先に食べると脂の吸収が抑えられるなどと説明しました。またビタミンB2も発酵によって増える、ビタミンB2は脂肪を運んで燃やし、エネルギーにするといいます。

 第3位 みそ  第3位はみそ。みそは乳がん発生リスクをさげる効果があるというデータがあります。白澤先生が医学的みそ汁の作り方を紹介。ポイントはみそを溶かすタイミングで食べる直前に溶かすことが大切。芋・海藻のカリウムが具材におすすめです。

 第2位 ヨーグルト  第2位はヨーグルト。ヨーグルトは2型糖尿病リスクを減少させる効果が期待されます。善玉菌は加齢とともに変化、免疫細胞に善玉菌がくっつくと免疫力があがります。毎日1カップ程度がおすすめです。

 第1位 納豆  第1位は納豆。納豆は発酵することで肌を作る成分が約6倍となります。

  納豆は発酵することで美肌につながるビタミンB2が約6倍、レシチンが約1.5倍になります。また骨粗相症の予防につながるビタミンK2も増えます。ビタミンK2は丈夫な骨を作り、骨粗相症対策にはビタミンK2を取ることも重要です。白澤先生は、納豆を食べるのは夜がいい、ごま油を数滴たらすといいと説明しました。 名医が完全監修 手軽に栄養!発酵弁当  名医が完全監修した発酵食品弁当を出演者が試食しました。ポイントはおかずはみそ床で味付けしていること。白澤卓二先生によると、1回みそ床を作れば約1週間~1ヵ月は使えます。 

コーナーオープニング 

 最新研究で判明!とれない疲れは脳が疲れているから!?疲れがとれる睡眠法などを梶本修身先生が教えます。学ぶのは市原隼人と高橋真麻。 

疲れを医学的にスッキリ解消 

 梶本修身先生は、疲れの正体は脳の疲れと説明。かぜをひいた時の体のだるさは脳の防御反応だといいます。脳が疲れる原因は自律神経。自律神経は体の隅々に指令を出しています。講義のキーワードは「脳の中にある自律神経」。自律神経は脳の中で無意識で働く存在。自律神経はパソコンやスマホの長時間使用、ながら食べ、冷暖房による温度差などで疲れがたまります。自律神経が疲れる冷え症を悪化させるおそれがあります。熱いお風呂も負担がかかります。「最近暑がり寒がりになってきた」など、自律神経の疲れが溜まっていないかチェックする6つの問いを出題。出演者が回答。1つでも当てはまると自律神経の疲れが溜まっているおそれがあります。自律神経が弱ると高血圧、心筋梗塞、脳卒中の発症リスクが高くなります。

  脳内の自律神経の疲れが溜まると重大な病気を引き起こす危険があります。梶本修身先生が教える自律神経の疲れを取り除く方法・食事編。鶏むね肉に含まれるイミダゾールジペプチドは疲れを解消する抗酸化物質。自律神経の疲れを軽減させた研究データがあります。2週間以上続けることが重要。1日100gを摂ればよいそうです。からあげなどや蒸し鶏などでOK。また、寝る3時間前までに夕食をたべると良いです。どうしても食べたいときは消化によい物を食べます。

  梶本修身先生が教える自律神経の疲れを取り除く方法・風呂編。お風呂の温度は39℃。熱いお風呂は自律神経にとって辛い環境。疲れを回復させたい時はサウナも良くないといいます。自律神経の疲れを取り除く方法・睡眠編。寝る2時間前から部屋の灯りをオレンジ色にします。スタジオで実践。動物は夕焼け色を見ることで体が寝る準備を始めます。もう一つ重要なポイントはいびき。いびきがどれだけ悪いか実験。いびきが出ている状態は気道が細くなっている、睡眠中なのに自律神経は働き続けるため疲れてしまいます。いびきを減らす方法は横向きでだき枕を使って寝ること。睡眠時無呼吸症候群の人は上向きに寝ていることが多いといいます。また自律神経が弱っていると舌のコントロールができずいびきにつながりやすいといいます。

Dr.堤より

発酵食品で腸内フローラーを健康に、がん予防から、自律神経保護まで、すご~!!!

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